「ケータイ小説」がきっかけに 

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2007-10-27

<学校読書調査>「ケータイ小説」がきっかけに 女子中高生  
 
 携帯電話で発表・書籍化された「ケータイ小説」が女子中高生の圧倒的人気を集め、本を読むきっかけになっていることが、毎日新聞社が全国学校図書館協議会の協力を得て26日まとめた「第53回学校読書調査」で明らかになった。5月の1カ月間に読んだ本で、女子中高生の各学年ともトップ10のうち7~10冊をケータイ小説が占めた。このブームにより、本を1冊も読まなかった中学生の割合は昨年より8ポイント低い15%と過去最低を記録。読んだ本の平均冊数も3.4冊で、過去最高の1957年の冊数に並んだ。 

 5月に本を1冊も読まなかった児童・生徒の割合は、小学生も5%で過去最低。高校生は48%。高校生で5割を下回ったのは過去20年で2度目となった。小中

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