「性の風景‥工場Ⅰ」

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 会社に勤め始めてからは 自分のSexと他人のSexがハッキリ分離してきた気がします。それは今までの混在していた行為から考えれば 「会社が マスのオカズの仕入れ場所」ではあっても、「それを見ながら マスを掻く場所では無かった」と云うことです。会社はもちろん仕事中心の場所ですから 会社でそれを求めることは無いのですが、身体を張ることでは有名な企業でしたから 社内の気風も荒く、Sexの話しでもオープンで単刀直入に口にされ、アヤも情緒もあったものではありません。

 例えば同じ工場の同僚で 組合の役員なども兼務する遣り手の男などは 奥さんが永年胸を患っていたこともあり、月に2〜3辺は奥さん公認で 当時まだあった工場近くの赤線(遊郭)に泊まります。翌朝はスッキリした湯上りみたいな顔をして出勤し、「いやぁ 昨日はヨカッタ!。朝起きて締め括りに もう一発お願いしちゃいましたよ!」なんて云う訳です。そんな調子ですから 赤線へ行くのも、帰りに一杯やるのと同じ感覚で「つあわない?」なんて云うのが日常でした。

 また今思うと 時代の状況が懐かしく思い起こされます。別の同僚は 結婚話のとき、挙式の日取りの


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