パンデミック

開く
2010-06-11

中学生の頃祖父から聞いた話
(話自体は祖父の父=曽祖父から祖父が聞いた話)


俺の地元の山に神主もいない古びた神社があるんだが、
そこに祀られている神様は所謂「祟り神」というやつで、
昔から色々な言い伝えがあった。

大半は粗末に扱うと災害が起きるとかそんな話なのだが、
そのうちの一つにこんな話があった。
それは戦国時代、当時の領主の放蕩息子が祟りなど迷信だといって
神社のご神体を持ち出し、あろうことか酔った勢いで御神体に向かって
小便をかけたらしい。

それから暫くは何事も無かったのだが、数年後から異変が起きた。
(古い話で詳しくは伝わっていないが、
口伝として語り継がれているのは以下のようなもの)

・詳細は不明だがあちこちで説明の付かない怪異が多発
・村人が何人も理由不明で失踪
・領主の顔が倍近くに腫れあがる原因不明の病気に

お勧めの体験談