メイドINジャポンpart1

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2013-03-05

メイドは見違えるような衣装で、主の部屋に顔を出した。
「旦那様、ただいま戻りました」
「これはこれは、どこのお嬢様だ?」
飾り立てられてはいても、主従の一線は越えずに接してくる。
「外見くらい磨かれないと、旦那様が私をお入れになった意味がありませんでしょう?」
花嫁学校といわれるフィニッシングスクールに何故か送り込まれたメイドは応じる。
問答無用で放り込まれているので、主の意図が分からなかった。
「スクールではどうだった?」
主はメイドの姿を眺めながら尋ねる。立ち居振る舞いは使用人のそれではなくなっている。
よく離れていられたものだと思うが、その分後の楽しみが大きいと我慢はしていた。
「はい、皆様からはとても良くしていただきました」
「おいで、よく見せてくれ」
促されて主の前に行き、スクールの教育の賜物である完璧な礼を取って見せた。
しごく満足そうな主だが、メイドにはその理由が分からなかった。
気まぐれ、と言えばそ

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