不良たちの罠に嵌った新任女教師

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2014-12-27

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僕の進んだ高校は、ちょっとタチの悪い生徒もいるような学校だった。
校内をのさばり歩く奴らと、それを避ける僕ら。
ガタイも態度もでかいガラの良くない輩と、隅っこで静かに暮らす僕ら。
彼らは授業などロクに受けはしないし、外でケンカばかりして、同類相憐れむみたいな不良の女子と不純な交遊をしたり、そんな日常だった。

下手に関われば学校も荒れるからと、先生たちも敢えて無関心を装っていた。
けれどそいつらを除けば、そんなに酷いスクールライフでもないし(偏差値は余り高くなかったとしても)、平穏といえば平穏な日々に馴れていた。

そんな僕らの、高校2年生の時のことだ。

奴らについて話す僕の言葉にトゲがあるとしたら、それにはそれなりの理由がある。
2年生の1学期、新任の先生が来た。
23歳の女の先生だった。
僕はその先生が好きだった。
淡い気持ちではあったけど、成就を望めるような恋ではないけど、そっと想ってた。

けれど、先生は奴らに狙わ


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