職場の可愛い系バツイチみどりさん(後編)

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2012-01-22

翌週の月曜、普段は憂鬱な週の初めなのに、みどりさんに会うのが楽しみだった俺は、ニヤつきが抑えられないまま出勤した。「おはようございまーす」と社員専用の事務所に入る。タイムカードを押してると先輩から「どうしたのおまえ?朝からニヤニヤして・・」と不思議そうに聞かれる。「え?あは、いや、なんでもないっすw」と言いながらも、頭の中では土曜のみどりさんとの濃厚な時間を思い出す。「お、なんだどうした?なんか良い事でもあったのか?」、新聞を読んでた所長も言ってくる。「いやいや、なにもないです、大丈夫っすから」と返すと「そうか、まぁ土曜おつかれ、また飲み会参加しろよ、飲めなくてもいいんだからさ」と言われる。「はい」と返答しつつ、そっちは良くてもこっちは良くねーんだよと心の中でつぶやいたが、土曜は飲み会に参加したからみどりさんと深い関係になれた事を思うと、そんなにイヤな気はしなかった。

朝礼の時間になり、事務所を出て、倉庫のフロアに向かう。廊下の反対側にある詰め所から、パートさんや派遣の人たちも歩いてくる。その中にみどりさんもいた。みなさん笑顔で挨拶をしながら先に廊下を曲がって、広い倉庫へと出て

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