教員3年目の夢のような出来事③
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'いや、まだだ’
次に、教頭の口から私の想像以上の言葉が発せられた。
’そこで、君のオナニーを我々に見せてくれ’
’えっ?’一瞬呆気にとられた表情を見せた後、
’な、何をおっしゃるの?そ、そんなことできるわけないじゃない、
お、お約束が違います。’
真っ赤になった顔で、狼狽えながら浅川さんは抗議した。
'確かに、約束が違う。なぜ、私がこんなことを言うか、このビデオを観てもらおう’
教頭がビデオのスイッチを入れると、教室内の風景が映し出された。
’これは、一昨日の録画だ。前は社会の試験中、今回は国語の試験風景だが、
お宅のお子さんは何をしているのか?
画像を見ていると、前回と同じように、
机の中から辞典のようなものを出して書き写している智子ちゃんの姿があった。
'そ、そんな・・・’
’一度のみなら許してあげようと思っていたが、二度目は完全に退学ものだよ。
しかも、君を呼び出した翌々日だよ。私にも限度という