夫とおじさん…2
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斉藤さんはまた禿げた頭をかいています。 その仕草が可笑しくて、私は クスッと笑ってしまいました。 私「良いですよ。」 斉藤「ほっ!本当ですか?」 私「はい!これから伺いましょうか?」 斉藤「はい!お願いします。」 斉藤さんは自転車でしたが、私の車に乗せて、斉藤のお宅に向かいました。
斉藤さん宅のキッチン…。
斉藤「美味しい。本当に美味しい。松田さんの料理は本当に美味しいですよ。」 私「本当ですか?」 斉藤「はい!本当に。」 私「嬉しい!家では誰も言ってくれないので。」 斉藤「そうなんですか?でも仕方ないかもしれませんね。毎日のことだから。家もそうです。美味しいから何も言わないんですよね。」 私「そういうものですよ。」 私「でも、喜んでいただいて嬉しいです。」 私はそんな話しをしながら、お茶を差し出しました。
ところが、湯呑みを倒してしまったんです。 斉藤「アッ!アッチッチッチッチー!!」 と、立ち上がりました。 斉藤はお腹辺りから下がビッショリになっていました。 私「ごめんなさい!」 私は急いで布巾で拭きました。 私「急いでお風呂に行って