Hちゃん
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ボッチで1人、いつもチャリでウロってるのを見かけていて駄菓子屋の前で休憩しているのを見かけ声をかけてみました。この頃は子供への声かけ事案などほとんどない時代、昭和中期の事。子供相手にナンパさながらに声をかけて仲良くなろうと意気揚々でした。結構人懐っこい喋りで警戒心は皆無。最近引っ越してきて近所を探索してたとか。故にまだ仲の良い友達も出来ていない状態でした。Hちゃん四年生。駄菓子屋から離れ近くの公園ベンチに誘い出す事に成功しました。身辺調査で探りを入れていきました。名前、住所、家族構成など何でもペラペラと話してくれました。今でいうプライバシー保護的な事でさえも喋ってくれていました。転校が多くなかなか友達が出来ず仲良くなった頃に転校って事が小4にして今回が3回目だとか。そんな環境だから親は共働きでいつも夜分に戻って来るのでいつも暇でお小遣い貰っても時間潰しであっという間に浪費してしまうって笑いながら話してくれました。住所も私の家からそう遠くない距離でチャリなら10分って感じのトコ。それからは下校時間以降で駄菓子屋で会うようになりました。回数を重ねたある日、結構な大雨に見舞われてHちゃんにウチにおいでって誘って