サンタに彼女をお願いしてみたら

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2011-04-02

去年のクリスマス・イブの話。
夜の10時までコンビニでバイト。
彼女もいない。
お金も無い。
惨めなオレ。
家に帰っても、もちろん何も無い。
オレは買ってきた酎ハイを飲みながらTVを見る。
ニュースもバラエティもクリスマス一色。
気分悪くなる。
炬燵に入りながら、そのまま寝ようとした時あることを閃いた。

「そうだ、サンタに彼女をお願いしよう。」

「もしかしたら願いくらいは…」



馬鹿である。
馬鹿なことは自分でもわかっている。

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