若い養母との生活・後編
2022-04-19
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俺が20歳になった頃、養母の両親が彼女を交えて、あらたまったようにこう切り出してきた。
「まだ若い娘が、あまり年の違わないあなたを養子にしたことを、ずっと不思議に思っていたでしょう。娘は子供ができにくい・・・というかできない可能性が高いらしい体みたいなの。そうお医者様に言われたの」
両親が言うには・・・。
・そんな彼女を不憫に思い、彼女と話し合って養子をもらうことにした。
・でも、まだ若い彼女にいきなり赤ちゃんでは、彼女が可哀想すぎる。
・だから彼女に合う、せめて話し相手になるような年の男の子を探していた。
「そして色々捜して、あなたを見つけ出したってわけ」
両親の言葉を受けて、彼女がそう付け加えた。
「今さらなんですけど!そんな大それたこと、俺にはとても」
「あら、そうかしら?隠さなくてもいいのよ。みんな娘から聞いているから」
目眩を覚えながら彼女の方を見ると、雅恵は笑みを浮かべているだけだった。
「だから、これからも娘のこと