その気高い姿こそ、真のプロフェッショナル
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女性が従事する肉体労働の究極の姿が、全裸での海女漁だというのが私の長年の主張です。
労働に対する最大の効率と成果を追求する為、羞恥心も捨て去り、一糸まとわぬその身のすべてを晒す。
その気高い姿こそ、真のプロフェッショナルです。
3箇所の地域の裸海女、実際、最も全裸海女に近かったのはどこの海女だろう?との考察ですが。
これは圧倒的に舳倉島の海女です。
これに関しては異論の余地がありません。
私の知る限り、日常生活の衣装としては日本史上最小ではないかと思います。
その面積は陰部を覆っているだけで、物理的にもうこれ以上は全裸しかありません。
対馬・曲地区の海女も、ふんどし姿ということで、露出度はかなり高めです。
対馬のふんどし「ヘコ」は、布面積はかなり広く、その点では舳倉島のふんどし「サイジ」にはかないません。
ですが、この「ヘコ」は腰に巻く極太の命綱(ハチコ縄といい、錘を編みこんであるという)に巻きつける形で一体化しています。