トトトーダイ ヲ デマシッヒタ
2013-01-11
高校の時、倫社の新人先生が赴任してきた。
大学出たて。
背は高いけど猫背。ヒョロヒョロ。肌真っ白!
赤ちゃんが眼鏡をかけたような顔。
寝癖まんまのポヤポヤ頭髪。
教壇に上がって、第一声は「オフワッヒ」「エブブブ」
生徒一同「・・・」
先生は、ますますパニック。視線が虚空をグルグルさまよっている。
「アウウ、ウヒッヒッ」「ウィッグヒッ」
「ト・・・トトトトーダイ ヲ デマシッヒタワバババ」
生徒一同「・・・」
だけど痛々し過ぎて、誰もその先生の事をいびらずに、
弱くて絶滅寸前みたいな動物をひたすら保護した感じ。
呼び名は、名字で「□□先生」じゃなくて、名前にちゃん付けだった。
みんなに愛されてたな。
いたずら好きな女子