堕ちていくのは運命だったのか(続)
2012-03-05
違うホテルのコースだったので、予約時にリクエストしていたツーサムでのゴルフは不可能になり、組み合わせでのゴルフプレーになる。
まさかそんな事があるのか、スタートの時間がきて私は目を疑った・・昨日プールで広子と話をしていた夫婦らしき二人の男女との組み合わせだったのである。
そして偶然にも夫人と思われた女性のスカートは広子と同じグリーン色で、少し短めの丈の長さまでもほぼ同じ。そうか・・昨日のプールサイドで広子が二人と結構会話をしていたのを思い出した。
ホテルに隣接しているゴルフコースだったらゲスト料金でプレーできるのに、わざわざポイプのこのコースまでビジター料金でプレーしに来て我々と同じ組でプレーする事は計画的でしか考えられない。いやそんな事考えすぎだよ・・とか、頭の中は何故だ?と混乱しはじめる。
何より私を興奮させたのが、プールサイドで少し話しをしただけなのに、広子の気を引いたに違いない男の風貌。背も私より高いが、何よりその自信に満ち溢れた眼差しで、上から見られると蛇に睨まれた蛙状態になりかねない色気を感じ