園児のお母さんから届いた暑中見舞い

開く
2017-03-01

この体験談は約 8 分で読めます。

私は保育士をしている男性です。
今からウン十年前に20歳で仕事を始めたのですが、当時男性の保育士は非常に珍しく、マスコミから取材を受けたりして注目の的でした。

新任の私は、毎日子ども達と体を目一杯動かして遊んでいました。
というか、力量のない私はそれしか出来ませんでした。
保護者は当然僕より年上で、きっと私のことを“頼りない若い男”くらいにしか見ていないと思ったのですが、それなりに頑張っている私を認めてくれ、少しずつ子どもの話や悩み事などを相談してくれるようになりました。

秋の親子遠足の時、担任クラスのお母さん(Yさん)が僕にこう話しかけてきました。

「先生、遅くなったんですけど、暑中見舞いのハガキ出していいですか?」
「ええ、いいですけど・・・僕の住所知らないですよね?」

「あっ、実は知ってるんです・・・」
「あれ?教えましたっけ?」

「いえ・・・、とりあえず送りますから・・・」

Yさんは28歳でした。
4歳と2歳


お勧めの体験談