日本には大昔から性に関するタブーの発想がなかったらしい

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性のタブー意識はいつ生まれたのか、大昔から性に開放的であるのはタブーだったのか
     
なぜ「えっちなの」は、いけないの?
     
■「日本には、もともと性に関するタブーの発想がありませんでした」
こう語るのは、法政大学准教授の白田秀彰さん。
     
白田さんはことし、えっちな表現はいけない、というルールがどう生まれ、どう変遷してきたのかをまとめた本『性表現規制の文化史』(亜紀書房)を書いた。
     
「えっちはダメ」という発想は、日本でいつ始まったのか?
答えを先にいうと、それは「明治維新から」だ。
     
幕末、軍事力で開国を迫られた日本は、西洋諸国に追いつくため、西洋化を推し進めた。
洋館を建て、洋服を着て、ダンスパーティを開いた。
     
「明治維新で日本は、西洋のシステムを無理やり輸入しました。そのとき、それと一体になっていたキリスト教的な


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