リアル鈴木有二伝説
2007-10-16
ガッツ石松、本名は鈴木有二。デビュー当初は、鈴木石松というリングネームだったが、試合で少しでも形勢が悪くなると、試合放棄に近い行動を取ることがしばしばだったので、ガッツのあるボクサーになってくれるようにとの思いを込めて今の名前に改めた。因みに「石松」の由来は「死んでも直らないほどのおっちょこちょい」という森の石松から。三度笠の潮来スタイルでのリングへの登場にも迫力があった。
ボクシングの試合後、握りこぶしを握った状態で上へ向けて万歳をしたような独特の勝利のポーズをしたことから、そのポーズが「ガッツポーズ」と名づけられたといわれている。ガッツポーズは、右手が自分のための喜びを示しており、左手が観客に対する喜びという意味があるらしい。
一般にはかなりの天然ボケキャラクターとして広く認識されているが、これはテレビ出演(主にバラエティー番組)向けの演技である。事実、ボクシング解説や講演活動などでは論理的かつ正確な分析を行なうなど人生経験で培った聡明さを持っている。
現役時代、池袋の路上で弟にからんだヤクザ8人を相手に喧嘩をし、