10歳も年の離れた生徒と久しぶりのセックス
2022-07-18
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コンコンとドアをノックする音がした。
一瞬躊躇って、「どうぞ」と返事をする。
自分の部屋に誰かが訪ねてくる時、私は極度に緊張する。
学校の個人研究室なので、どんな人が来たとしても門前払いというわけにはいかない。
相手が誰なのか分かるまでの数秒間、ちょっとした運動をした後くらいに脈拍が跳ね上がる。
「こんにちは」と入ってきたのはTだった。
そういえば、放課後に勉強の相談に乗る約束をしていたっけ。
「ああ、いらっしゃい」
招き入れると、Tもなんだか緊張した顔をしている。
それを見て私の脈拍はまた少し速くなった。
「ええと、試験勉強は順調?」
「何やったらええんか分からんからやってない」
勉強道具を取り出しながらTはぶっきらぼうに答える。
でも、その言葉の端には、何かを思い詰めているような雰囲気が漂っていた。
まずいな、と私は思う。
コイツは勉強の話をしに来ただけじゃない。