都合のいい中国人妻・後編
2019-10-25
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しっかり主題歌も聞いて俺とKさんは映画館を出た。
しかし俺は近くにホテルがあるのかどうかも知らなかった。
俺は郊外のホテル街しか知らなかったので、そこに行こうと思い、駅に向かった。
気分はルンルンだった。
繋いだ手は振り子のように前後していた。
肘で胸をつついたりもした。
映画館であんなことやこんなことをした俺に羞恥心など無い。
駅に行って電車に乗った。
もちろんラブホテルに行くためだ。
電車の中では俺とKさんの間で小声で話をしていた。
話の内容は・・・とんでもないことだ。
先に俺は、『都合のいい体だけの仲がいい』と書いた。
しかし俺は怖かったんだ。
「結婚してくれ」と言われることと、Kさんの夫にバレたときのことが。
慰謝料なんかを請求されたら俺の家は壊れてしまうだろう。
俺は国公立大学進学が義務だ。
今の俺は浪人生でいい子を装っている。
親は泣くだろう。