あるS女のブログより3

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2006-10-29

前編:あるS女のブログより2
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その固定観念が前面に出てくるのは、初めてその男とセックスするときではなく、何度か彼らと体を重ねた後になる。それも私がイカせるようになってからが多い。 
 彼らは「今度こそはイカせてやる」という気持ちでセックスに臨むようになる。私からの愛撫に圧倒され、言葉攻めで早漏をバカにされ、男のプライドとやらはもう壊れかけ。いい加減、あいつに目にもの見せてやらないと気が済まない――そんな状態だろう。 
 そのため、彼らは必死で私に主導権を渡すまいとしてくる。私を抱く腕にもいつもより力が入っているし、愛撫も念入りにしてくれる。 
 正直、抱かれていて悪い気分はしない。前戯で感じながら「結構気持ちいいなぁ」などと思うのだけど、ここから「今日はこの人にずっと任せよう」と思えるほど上手い男は滅多にいない。 
 私のSっ気が顔を出し、そろそろ攻めてあげようか――と思うのだけど、ここからがいつ

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