【広州モーターショー10】氾濫する偽造部品の危険性を呼びかける

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2010-12-28

日本貿易振興機構(JETRO)は、日本の自動車メーカーや部品メーカーと協力して、中国市場に氾濫する自動車部品の模倣品の根絶、知的財産権の保護をめざし、模倣品を使用した際の危険性をうったえる活動を続けている。

広州モーターショーでもブースを設け、一般ユーザーに向けて注意を呼びかけた。

中国では自動車部品の模倣品が数多く市場に出回っており、政府としても生産拠点、販売ネットワーク、取り扱い業者の特定をしようと試みているが、全ての実態をつかめずにいるというのが現状だ。

模倣品は正規品に比べて10分の1程度の価格で販売されるなどかなり安価で、収益の少ない個人運営の整備工場などで用いられることが多いのだという。こうした整備工場で修理をおこなった場合、「7割の確率で模倣品が取付けられてしまう」(JETRO関係者)という。

正規ディーラーに比べ整備費用も安く、近所にあり気軽に利用出来るため、ユーザーは整備工場に修理を依頼し、気づかぬうちに模倣品が装着されている、ということになる。悪質な工場では、「正規品を

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