母親

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2010-06-29

私が19歳のとき、母が末期ガンと診断されました 
もう長くはないと 

入院中、もうすぐ成人式だった私に 
「振袖そろそろ見に行かないと」 
「お母さん一緒に行けなくてごめんね」 
「△△さん(母の親友)と一緒に見に行っておいで?」 
など、すごく振袖を気にしていました 
私は正直こんな状況なので成人式なんてどうでもよく、行く気もありませんでした 

そしてどんどん病状が悪化していくある日、病院から帰ろうとする私に母は 
「○○を産んで幸せだったよ。○○、幸せになってね」 
と言った。涙が止まらなかった。 

それからしばらくして、親戚が「これを着て病院に行きなさい」と振

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