どす黒い欲情と愛する妻ゆかり・前編 ~第一章~
2014-03-19
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これからお話するのは、何とも言えず奇妙なお話です。
いつの間にか人生の迷路に入り込んでしまった私たちの恥ずかしい話を聞いてください。
私と妻は結婚して5年になります。
私が31歳、妻は27歳ですが、大恋愛の末に結ばれて、幸せな毎日を過ごしていました。
私たちの唯一の悩みは子供ができないことだったのですが、結婚後3年目くらいまでは、「やり過ぎかな」などと言って笑い飛ばしていました。
でも、5年に入って、二人ともだんだんと心配になり、不妊治療の産婦人科に通うことになりました。
妻の友人に、同じように不妊で悩んでいた人がいて、その人に口コミで紹介してもらった病院に行きました。
その人も最後には妊娠したのですが、あまり詳しいことは教えてくれなかったそうです。
その病院は横浜市内にあって、病院というより、ひっそりとした一軒家でした。
私たちのように口コミの客が中心で、大きな宣伝はしていません。
初めて、診察を受けに行ったとき、出てきたお医者さんは、