スイミングスクール

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2011-11-02

鈴木早苗は2ヶ月ほど前からスポーツジム『OOO・OOOOO』のスイミングインストラクターをしていた。
国体の選手にも選ばれた経験のある早苗はそこで初心者を対象に指導をしており
スクールに来る生徒は会社帰りのサラリーマンなど中高年が多かった。

クラブや部活の部長などを努めた経験のある早苗だったが、見知らぬ他人に指導をするのは
初めてでクラスをもった当初は不安が大きかったが早苗の持ち前の明るさと器量の良さから
年上の生徒達にも受けが良く早苗も最近では少し気持ちに余裕が出てきていた。

週3回、月・水・金の午後9時からの2時間が早苗の担当するスクールであった。
「それじゃぁ・・・貴女が新人の鈴木さん?どうぞよろしくね。」
偶然ロッカールームで一緒になったベテランインストラクターの安東が声をかけて更衣室を出ていった。
「やっぱ・・・安藤さん・・・すごいなぁ・・・」
無駄な肉が無い洗練された肉体を水着に包んでいる安藤の後ろ姿を見て、早苗は憧れのため息

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