トイレのプライバシーが失われた日

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2015-04-06

<未来新聞ニュース> 2045年4月1日の記事

「公衆トイレの監視に関する法律が本日から施行。」
公共施設や学校、商業施設や公共の乗り物において、トイレを監視カメラによって監視・録画することを義務付けた公衆トイレの監視に関する法律が今日から施行される。
トイレに子供を連れ込んでのわいせつ行為・殺人事件や未婚の母によるトイレでの出産・遺棄、学校でのイジメや航空機テロなど、トイレの密室性を悪用した犯罪が多発しているため、その対策として政府が強行した施策だ。

<女性団体の猛反対及ばず。女性トイレの監視も義務化>
女性の人権を守る会の代表△△さんは法律の施行について「非常に残念。女性の権利を明らかに侵害した法律だ」と憤りのコメントを残した。△△さんらは法律の制定の際、女性トイレだけは監視カメラ設置義務化の対象から外すよう政府に猛抗議していたが及ばなかった。「女性用トイレを対象外としたのでは法律の意味がない。すべてのトイレを監視の対象とし、公共の場から犯罪者が隠れる死角をなくす必要がある」というのが政府の見解だ。

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