村が初体験の面倒を見る儀式
----/--/--
童貞の少年の初体験を村が面倒見るというのは、確実に今年もあった8月、
昔は村の鎮守の大祭のある10月におこなわれる行事だったけど戦後になって、
学校の夏休みを利用して行われるようになってから月が替わったらしい。
夏休みはいるまでに、
村役(主に氏子若衆頭が世話役、今の若衆頭は村の総務課長だから話が早い)が
その年の10月までに18歳になる男子のいる家に訪れ、
氏子になるかどうかの意思を確認する
(形式上のことで村の若者は有無を言わせずに入る事になっている)
そのとき、村役が男子と二人きりになって、
村の中にいる概婚の40歳までの女性を対象に、童貞を経験したい女性の名前を聞き出す
(昔は第一候補だけで決定だったらしいが、
戦後になって第三候補まで聞いておくことになっている)
村役は、その女性の家に言って、そのことを伝え本人の了解を得るように勤める
了解をえたら、そのことを男子に伝える必要は無い。
8月のはじめ、鎮守