おやじ

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2007-10-15

大学生の時、貧乏で貧乏で、友人たちも貧乏だった。
ある日、具の無いお好み焼きにも飽き、腹に力も入らず
「具のあるお好み焼きを食べたい!」と、ついに畑泥棒決行。

車に乗り、近所の畑へ・・。 キャベツ を盗む事にする。
ところが、キャベツの根(茎?)って太くて、腹に力も入らず、畑仕事経
験なんか全く無い俺たちにはなかなかぬけなかった。
そこで、車の牽引フックにロープを結んで引き抜くことにする。
作戦成功。見事にキャベツ は宙をまった。

が、勢いあまって車は友人を乗せたまま反対側の畑に転落。自力で脱出が
不可能に。警察をよぶ。動転してたんだろうな。

警察と畑のおやじ到着。警察官が持ち上げた 牽引ロープ の先に キャベ
ツが・・・・・・。唖然とする警官とおやじ。

事情を説明し、畑も弁償したいと平謝り。


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