愛おしい人

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昨年の年末の出来事をお話しします。
私は、35歳、小学生の子供が一人います。主人とは5年ほど前に離婚しました。ヘヤーサロンを営んでいます。夏頃まで従業員を一人雇っていましたが 、結婚を機に辞めてしまったため今は一人で営業しています。普段は夜7時まで店を開けていますが年末で忙しく、8時頃まで営業していました。住まいは実家の近くなので子供は学校帰りに実家に行くようにしていました。ちょうど店を閉めようと準備しているところへ顔なじみのKくんが入ってきました。Kくんは高校2年生で、実家が離島のため親元を離れて一人でアパート暮らしをしている子です。高校に入学してからずっと通ってくれている子です。私にとっては実の子供(子供と言うより弟かな)のようにかわいい存在になっていました。「こんなに遅くから、もう閉めようと思ったのに」と言うと「ごめん、友達と話こんで遅くなった」との返事でし
た。髪を切りながらいつものように話していました。
「お正月は、実家に帰るんでしょう?」と聞くと「来年は3日に帰る」というので訳を聞いてみると友達と初詣に行くとのことでした。女の子3人と3対3でとのことで


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