女のれー
2008-03-20
学生時代、6畳一間のアパートに住んでいた。値段も他のアパートに比べて激安。
8畳とは言っても本間サイズなので、関東間や団地サイズと比べるととても広かった。部屋にゴチャゴチャとモノを置くのが嫌いなのでいつでも4,5人は泊まれるくらいの部屋だった。土地も周りより一段上がっていて日当たりも最高で気に入っていた。
強いて問題点を挙げるなら築年数。もうわからないくらい古い。元は大学直営の寮だったらしい。風貌はメゾン一刻の一刻館そのものだ。管理人さんは残念ながら50のオバサンだったが。
そんな気に入ってる部屋にもひとつ問題が・・・。それは、どうやら望まない同居人が居るらしいということ。
気が付いたのは入居して3日目。金縛りにかかったときだ。金縛りにはよくかかるほうで、ゴッツイおっさんが乗ってたり黒い影が乗ってたり様々。
通常は胸の辺りが押さえつけられて苦しいのだが、今回は違った。下半身が重い。勿論上半身も動かないのだが。
なんとか目を開けると、どうも俺の下半身に馬乗りに乗ろうとしているらしい。後姿のようだ