つづき
2013-01-05
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食卓を囲んで
緊張した表情の長門や伊藤とは対照的に
達也一人だけが上機嫌でワイングラスを傾けていた。
「若葉さーん、俺、少し妬いちゃったなー。すっごい乱れ方だったよねw」
言われた瞬間、かぁーっと血が上っていった。
顔が真っ赤になっていたに違いない。
「ば、ばかなこと言わないの!」
自分がさせたくせに何を言ってるの!
思い切り達也を睨みつけてやった。
「あらら・・ご機嫌斜めでちゅか?」
言いながら達也は隣に座る私にそっと手を伸ばした。
達也の長い指先が私の髪を梳くようにして、優しく撫でる。
途端にトロンとしてしまい、怒りなどすぐに忘れてしまった。
髪を撫でられながら良い気持ちに浸っていると、達也の指先は
ブラウスのボ