跡形も残らない夜空 vol.5

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2008-09-07

 跡形も残らない夜空 vol.4
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 コンドームが外れていないか指先で確かめ、ペニスが萎える前に、そっと抜き出した。ティッシュで紗恵さんの濡れた部分を丁寧に拭った。内股まで濡れている。紗恵さんは口に手を当てて、少し照れくさそうにしていた。紗恵さんの視線を遮るように背を向けて、コンドームを外した。大量に出ている。精液がこぼれないように縛って、ティッシュに包むと、ベッド脇のゴミ箱に捨てる。ペニスを拭きながら、
 はあ、紗恵さんが初め痛がったから気を取られて、なんとか五分くらいは持ったけど、もしあれがなければ二分も持たなかったな……紗恵さん、呆れてるだろうな。
 情けなくて、そんなことを考えていると、紗恵さんが体を起こして、背中からそっと身体を寄せてきた。
「どうしたの?」
 紗恵さんは顎を俺の肩に乗せて、耳元で囁くように聞いてきた。吐息が耳にかかる。
「すいません、自分勝手に終わっちゃって……」
 く

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