ある特殊部隊の訓練風景

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2008-07-28

光ひとつ入らない真っ暗な部屋。
その中に、獲物を狙う黒い双眸が妖しく光る。

「ミッションスタート」

黒い瞳の持ち主の少女のイヤホンから指令開始の通信が流れると、
少女はネコのような柔軟な身のこなしで、音もなく暗闇に消えていく。

それから20秒もしないうちに、
ガサガサッ、と衣擦れ音がしたかと思うと、クチュッ、という湿った固体が崩れる小さな音がして、
その直後に「むぐぅぅぅ……」というくぐもった男の悲鳴が聞こえた。

まず1人。

黒い少女は、機関銃を持ったままの男の背後にぴったりとくっつき、
左手でその口を、右手で男の股間を握り締めていた。
その右手には、万力のような握力で2つとも握り潰された男の睾丸がおさまっていた。

すぐ近くで乾いた破裂音が連続で鳴り響く。別の男が音のした方角に発砲したのだ。
やみくもに斉射したマシンガンの弾は壁を削っ

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