やまおく
2009-07-30
仕事を定時に終え、千葉の山奥の家までの道を歩いていた。
腹も減り始めた頃、始めてみる喫茶店を見つけた。冒険だとは思ったが、
この山道では次にどんな店が有るか判ったもんではない。
店の中は、外見とは違い照明もおとぎみで落ち着いた雰囲気だった。
深夜まではレストランとして営業しているらしい。
看板がなかったのでマスターに店名を聞くと、「山奥」という喫茶店で
3年前から営業しているらしい。
取り急ぎ目に付いた品物を注文すると、一服する。
なんとなく普段より苦い煙草の煙を目で追っていると、すぐに料理が運ばれてきた。