露出マゾの妄想4
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『 世直し女剣士・お倫 』
「キャーーー!!」
「おらおら、逃げろ逃げろー、ハッハッハッハ」
江戸町内で、若い女たちの着物を刀でめくり、腰巻を見て楽しむ無法者がいた。
「うひひひ、若い女の恥ずかしがる顔は堪らないぜ」
この男、剣の腕も中々たつ故に、誰も手を出せないでいた。
ところが、
「待ちなさい! これ以上の無法は許さないわ」
「誰だ貴様は!」
「あたしはお倫。 悪行もここまでよ、観念しなさい!」
「ほう、威勢のいい女だな。 この俺を斬るとでもいうのか? ふっ、面白い」
相対する二人の周りに大勢の女たちが集まる。
「俺様は嘗て将軍家指南役を目指した男、果たして女のお前に俺が斬れるかな?」
「あらそう、残念だけどあたしはその指南役よ。 上様の命により貴方を成敗します」
「ばっ、馬鹿な。 うそを付け!」
「だったら早く掛かって来なさいよ、この薄鈍!」
「なっ、なんだと~!」