ヤリマンだと思っていた妹の裏の顔・後編
2022-05-20
この体験談は約 4 分で読めます。
「私が言うのもなんだけど、あの子、本当に壊れてるよね」
「昔からだよ、あいつは猫被りの天才だから」
「聞いた聞いた。高校の時はすごい守銭奴だったんでしょう」
初めての祝勝会に参加するまでの妹は、例によって見た目通りの性格を演じていたらしいのですが、祝勝会の後は豹変。
サッカー部の連中にしてみれば、そういうことになるんでしょうが、俺からしたらまったくの茶番。
豹変したんじゃなくて、元からそういう性格だったってだけ。
しかし、告白の類は全て蹴っているそうです。
それもそれが普通の断り方じゃない。
「付き合うのは断るけど、やりたいんならやらせてあげるよ。ただし、今すぐここでやること!どう、そんな度胸ある?」
わざと他の部員がいる時を選んで吐いた台詞がこれ。
すると、告った奴は尻込みしたものの別の部員が、「輝美ちゃん、俺でもいいか?」と名乗りを上げ、本当に部室でやっちまったという。
「まあ学校にバレなきゃ別にいいんだけどね~」