結婚間近の女友達と、友人の披露宴帰りに・第1話
2019-05-24
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俺が20歳の頃。
デザイン学校を卒業して、1年ブラブラし、ある会社に就職した。
企画物のグッズや小物の制作会社で、オープニングスタッフを募集してるとか何とか。
そこで面接して、あっさり決まった。
20~23歳くらいの同じような年齢の連中が集まった。
俺を入れて男3人、女3人の6人だった。
だが、その会社の社長というのがいい加減なオッサンで、口だけは景気のいいことを言うが内情は会社としてはさっぱりだった。
売り上げなんかほとんどなく、もともと親の金で道楽で始めたような会社だったらしい。
そんなところだったから仲間意識が強かったのかも知れない。
俺たち6人は、すごく仲が良く、しょっちゅう飲みに行ったりしていた。
しかし、すぐ会社に嫌気が差して、まず2人が半年経たずに辞め、俺を含めた残った4人も年末のどさくさに紛れて一気に辞めた。
その後も集まって飲みに行ったりしていたんだが、いくら仲が良くても会社を辞めてしまえば長くは続かない。