オバちゃん
2007-04-16
奥にカーテンで仕切ったエロ本コーナーのあるこじんまりとした店だった。
店は30代半ば位の派手な顔のオバちゃんが一人で営んでいました。
中学3年だった私は、カーテンの近くに並んでいる小説を選ぶふりをしながら
わずかな隙間から向こう側を覗くのがひそかな楽しみで、一般の本屋では
並んでない様なエロ本の表紙の扇情的なポーズや卑猥な言葉を家で反芻しては
自慰をするのが日課でした。妄想の中で、表紙の女性の顔がいつのまにか本屋の
オバちゃんに変わり、オバちゃんを後ろから犯す所がいつもの射精のタイミングでした。
夏のある日、いつものように学校帰りに本屋に行くと、客は誰もおらず、オバちゃんも
いませんでした。
私はチャンスだと思い、カーテンの向こう側へ入りました。そこには日本人や
金髪の外国人の女性が表紙の本がずらっと並んでいました。その中には私が初めて