北東のお話
2006-07-26
あの頃はまだ純粋だったんだ。
そう、時はまさに世紀末。
ある街角で僕らは出会ったんだ。
なんていうかその出会いは
この腐敗と自由と暴力のまっただなかに差す光のように・・・
出会って、数週間が過ぎて
僕らもひとつになる事ができたんだ・・・
僕の部屋で初めて彼女を抱いた時の事は今でも忘れないよ。
彼女に覆い被さり、部屋の電気を消すといつも言ってたね。
「NO!ボーイ」
「NO!暗い」
って・・・
今では笑って話できるようになったよ