ペ二バンを頭に被る者
2008-12-28
「石川さん!どうも、ありがとうございました!!」
気合の入った店員さんの声と同時にまるでバイブの音の様な音をたてて開くドリームの自動ドア。
そして買ったばかりの、この自慢のぺ二バンスクーターを跨り鬼の形相でキーを捻る。
「バッギン!!!」
鍵を捻るとメーター類が灯火し実に様々な動きをする、そして最後にメーターの真ん中に「野生ペ二バン!」と言うDNオーナーの熱くネットリとしたマインドを、最高にくすぐるDN-01のキャッチフレーズが極太の文字で表示される。
そして自慢の変態面でセルぼボタンをめっちゃ力強く押す。
キュルルルルル……ドルピ!!ピヒョヒョヒョヒョ。
「感じるぜDN-01お前のビートをよ……俺のボディー全部でよ………」
「フフッ…DN-01 おめーとうとう付けちまったな…俺のハートにファイヤーをよぉ?ククク…止まらねぇーぜ?もう…」
フルスロットルで店を後にして彼が目指すのは高速道路。
「行くぜ!チンコサック!(DN-01)」
高速の合流も難なくクリ