危険な恭子先輩

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2007-09-26

12年前の新入社員だった時の話

就職氷河期を乗り越え、俺は第一志望の会社にどうにか就職できた。
しかし研修を終え配属されたのは一番の不人気部署。
俺は凹んだが、持ち前の体育会系の明るさと体力で何とか切り抜け、仕事にも慣れ始めた。
半年の試用期間も無事こなし、本採用の辞令を受け取った翌週に1泊2日で慰安旅行が催された。

人数は定かでないが、部の総員は35名で男女比は3:2位だったと思う。
大型バスで揺られながらホテルに到着すると、宴会部長で司会担当のT係長に余興の確認をされた。
そしてT係長から「恭子には気をつけろよ!」と意味不明のアドバイスを受け、温泉に向かった。

部長の音頭で宴会が始まり、T係長の軽妙なトークと用意されたネタで徐々に場が和み始める。
そして俺の出番がやってきた。俺はサンバを踊りながら瓶ビールイッキを披露した。
当初2本の予定であったが急遽3本に変更され、案の定3本目の途中で生樽が切れたが如く泡が逆流し、意

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