ドラ○もん のび太の出歯亀
2005-08-13
のび太は悶々としていた。あれはいったいなんだったのかと自問した。考えたけれどもわからない。頭の中がピリピリとして何も考えられなかった。下半身がぼおっと熱を持っていた。
つい今しがた、ほんの悪戯心で友人たちの家々をどこでもドアで覗き見していたとき、なんだかとんでもない光景を眼にしてしまったのだ。
「ママ、なにするの」
「シーッ。これはスネちゃまとママだけの秘密ざます」
石ころ帽子をかぶって、こっそりと扉を開けた途端、昼間なのにカーテンを閉じられたスネ夫の部屋から、これまで嗅いだこともない熱い空気が漂ってきた。
部屋の暗さに、一瞬のび太は驚いたが、眼を凝らしたときもっと驚くべき光景が目の前に広がっていた。
スネ夫のベッドの上で、スネ夫のママが、スネ夫に馬乗りになっている。
スネ夫のママは、外出用の綺麗な赤いスカートと、同じ色の赤い上着を着ていた。だがその上着は、脱ぎかけであるかのように、とじられるはずのボタンが全て外され、スネ夫の顔から胸にかけてを、嘗めるように触っていた。
スネ夫はズ