賭け野球
2008-07-21
小学校の頃少年野球をやってた、それとは別にリトルリーグてのがあった。
リトルリーグが野球にこれから青春をぶつける小僧の集まりだったのに対して、少年野球は地域コミュニティーの一つみたいな扱いでリトル>少年野球だった。
実際リトルリーグのチームが二学区合わせて1つだったのに、少年野球のチームは5チームもあった。
でもって大会も近いある日地元のリトルが調整のためとかでうちらと練習試合することになったのよ。察しのいい人は気づいてると思うけど、その練習試合で俺の所属してた「宝山町」が「若松リトル」に勝っちまった。それも5年生の田宮ってのと俺の継投でノーヒットにして、唯一の得点が相手のライト後逸→三塁悪送球、両チーム無安打のドロドロの草野球だった。
まぐれでも何でも、リトルに勝った俺たちはそりゃ喜んだんだけど、さーて帰ろうかって所で空気一変した、今だったら絶対暴力沙汰になるってくらい向こうの監督が選手をボコボコに殴り始めた。たかが野球にそこまで真剣になるなよ、小学生ながら思った。