放射線技師の密かな楽しみ
2021-03-13
この体験談は約 3 分で読めます。
放射線技師である私の体験談を書きます。
検診は我々にとって楽しみの一つなのですが、それよりも楽しみなものがあります。
それが深夜当直です。
深夜の当直は人手が少ないため、患者さんと2人きりになりやすく、患者さんの方も急患で来ているという負い目があるのか、こちらの指示によく従ってくれます。
先日の体験は、とても刺激的でした。
深夜の1時頃、私の通うジムの受付の女の子(21歳)が、発熱と腹痛、下痢で来院しました。
ドクターの診察が終わり、胸部と腹部のレントゲンを撮る指示が出されました。
看護婦さんがX線室に彼女を連れてきて、脱衣する場所で・・・。
「胸とお腹のレントゲンを撮るので、そこで服を全て脱いで下さい。それとブラジャーもワイヤーが写りますから取ってください」
そう言って外来へ戻って行きました。
彼女は発熱でボーっとしていましたが、さすがに恥ずかしいのか、ワンピースの前のボタンを途中まで躊躇し、いつもは柵に置いてある検査着を探していました。