新垣結衣とお風呂で
2012-12-26
カチャ。
小さな音を立てて、浴室の扉が開いた。
湯舟につかったまま視線を向けると、照れたように笑う結衣が扉の影から顔だけのぞかせていた。
「やっぱり恥ずかしいな」
「いまさら何言ってるの。さっきまで……」
無粋な僕のセリフをさえぎる。
「さっきは、部屋暗かったから……」
「恥ずかしいのは、こっちも同じなんだから、さあ、早く暖まらないと風邪ひくぞ」
「うん……」
それでも結衣はしばらく惑ってから、自分自身に気合いをいれるように小さくうなずくと、扉の影から姿をあらわした。
胸の上で両手を交差させ、その手と身体の間にはさんだタオルでなんとか裸身を隠そうと、少しだけ前屈みで浴室に足を踏み入れてくる。タオルの下端がぎりぎりで結衣の股間を覆い隠している。
湯舟から見上げる僕は、タオルからはみ出した結衣の内股に、拭き取りきれなか