ペンションの女
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季節外れの雪。
行楽帰りというのに、車が往生してしまいました。
予約もなく訪れたとあるペンションで、事情を話すと、快く泊めてくださるとのこと。
他に客はいなく、一夜の宿には40歳くらいの夫婦と高校生くらいの娘が一人。
笑顔で迎えてくれました。
通された部屋は二階で、窓の外は真っ白の雪景色。
早く寝てしまおうと思っていました。
「お風呂使わせてください」
「いいですよ。みんなで入りましょう」
マスターの五郎さんにいわれるまま、露天風呂に。
湯船には、結菜ちゃんという高校生の娘がいました。
「シャンプーがしたいの?」
『