精力剤代わりに弟の精子を欲しがる姉・前編

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2017-05-11

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姉は企業向けのコンサルタント会社に勤めている。
小さな会社で忙しそうで、週末は家でも資料を作っていて、納期の前夜は徹夜もしているようだ。
先々週も土曜なのに一日中パソコンを叩いて、資料を広げたり、携帯を掛けたりと忙しそうだった。
彼氏はいるが、可哀想に秋に転勤して、遠距離ってほどでもないが、そう滅多に会えないようだ。
そのぶん家での仕事も多くなったようだ。

その晩、俺が寝ていると姉に起こされた。
部屋の電灯もついていた。
いきなり起こされて、何か大変なことでもあったのかと思い、眩しさで目をパチパチしながら起き上がると、姉はいきなり、「ねえ、セイシちょうだい!」と言ってきた。
俺は何を言ってるのか理解できずに聞き返した。

「ユウちゃん(俺)の精子が欲しいのよ!」

「え?『精子』って、まさかこれのこと?」

俺は股に手を当てて言った。

「そう」

俺の考えは飛躍し、仕事関係で精子のサンプルが必要なのか、それとも我


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