スーパーファミコン
2011-03-03
僕の好きな社会学者の一人に、マーク・グラノヴェッターという人がいる。
「弱い紐帯の強み」”The strength of weak ties” という論文の一説を紹介したい。
「危機的な状況においては、strong ties(よく会う、強い関係)よりも、
weak ties(あまり会わない、弱い関係)の方が役に立つ。
なぜなら、strong tiesの仲間は、危機に直面している本人と似た環境・情報を持っているのに対して、
weak tiesの仲間は、異なる環境・情報を持っているからだ」
僕には、この”Weakties”の有り難みがよく分かる。
中2の春に、危機的な状況を経験したことがあるから。
実家が、火事で全焼したときの話だ。
僕の実家は、静岡県西部のとある商店街の中にあったのだが、
8棟も全半