子供の頃から憧れていた姉と結ばれた日のこと・前編

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2022-06-07

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ボクが幼稚園の頃、父親は他界した。
交通事故だった。
家に残されたのは母親と祖母、ボクとボクの姉。
まだ幼かったボクは住み込みで働きはじめる母について行くことになった。
姉のユキは、実家で祖母と暮らすことになった。
ボクが小学校2年生になってからは、夏休みや冬休み、春休みなど学校が長い休みになると、その期間だけ実家に戻ることになった。

「ユキねえ」と呼んでいた姉は、ボクより3歳年上。
5年生のユキねえは、ボクの宿題を見てくれて、宿題がよくできると、ちゅうしてくれた。

「まこと(ボク)、すごいねー!ちゅっ」

それが嬉しくて宿題も頑張った。
ボクが3年生になっても、同じような休みを過ごしたけど、6年生になった姉は自分の勉強に一生懸命になっていたので会話もどんどん減っていった。
ボクが4年生、ユキねえが中学生になった時、ほぼ家の中で見かけるだけくらいな感じになっていた。
ボクが中学生に上がる年にボクだけ実家に戻ることになっ


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