万引き少年

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週末、本でも読むかって本屋に行った。
2冊ほど物色して、シャプペンの芯が無かったのを思い出し、文具のコーナーに行った。
近くで、少年がマーカーペンを見ていた。
芯を取り、本と芯をレジに出し、清算を済ませ、おつりを受け取る時、先ほどの少年が横を通り抜けて出て行った。

車まで歩いて行くと、車の影に、先ほどを少年がいたので、そちらに目を向けた、その少年が、ポケットの中からマーカーペンのセットを自分のバックに入れているところだった。

目をぱちくりさせて、少年はレジを通っていないことが過り、万引き?

ちょっと、こその子、ひょっと万引きしたんじゃないの?って声を掛けて。
声を掛けられた驚きもあったのだろう、が凄くビックリしてた。
すぐ逃げようとしたが、足がもつれたようで、前につんのめってころげた。
彼の腕を掴み立たせて、お店に行こうって、言うと。
ごめんなさい、許してください、ごめんなさいって。
それは出来ないでしょ。
家に送って行って親に話してからにするっ


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