ソウルからヨボセヨ 異論に耳を塞ぐ社会

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2012-09-09

ソウルからヨボセヨ 異論に耳を塞ぐ社会
2012.9.8 03:17 [韓国] 
 以前、日本で『親日派のための弁明』(金完燮(キム・ワンソプ)著)という本がべストセラーになった。韓国人の若い評論家が日本による朝鮮半島支配、統治の歴史を肯定的に評価したもので、韓国では“発禁”状態だったため日本で翻訳出版となった。

 著者は名誉毀損(きそん)などで裁判にかけられ法廷では傍聴人に殴られた。国会内での糾弾セミナーに呼ばれた際も参加者に殴られたが、いずれもマスコミは事件を報道しなかった。

 韓国では時にそうした“異端”が現れる。最近も日韓関係が大揺れのなか、インターネットで韓国批判、日本擁護の「親日サイト」が登場したが、当局によってたちまち閉鎖処分になった。韓国の国旗を侮辱する場面があったのが理由というが。

 国際週刊誌『ニューズウィーク』(アジア版)の最近号についても、竹島問題特集が日本寄りだといって問題視され韓国語版では削除された。とにかく日本がらみとなると“異論”

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